2011年JRAの“顔”に佐藤健、桐谷健太、吉高由里子

JRA(日本中央競馬会)は9日、都内で記者発表会を行い、2011年JRAナビゲーターに俳優の佐藤健、桐谷健太、吉高由里子を新たに起用したと発表した。JRAは広く競馬の楽しさを伝えるため、2008年から2010年まで3年間にわたって佐藤浩市、大泉洋、小池徹平、蒼井優をナビゲーターに起用し、「CLUB KEIBA」としてキャンペーンを展開。魅力的なキャラクターを定着させ、最近ではマツコ・デラックスをゲストに迎えたテレビCMなどでも話題を集めた。

 2011年度は“みんなを競馬に。”をスローガンに掲げ、新たなキャラクターとともに競馬の魅力を訴求していく。司会者の紹介でステージに登壇した桐谷はキラキラと目を輝かせ、一言ひとことかみ締めるように「こんには、桐谷健太です!」とあいさつ。会場から苦笑がもれると、「いや、嬉しいんです。こういう場に立てて嬉しいんです!」と喜びをかみしめた。

 競馬初心者の3人は、すでに競馬場のコースに出て芝生の上でのCM撮影を終えており、佐藤は「3人で一緒に走るシーンで、馬の気持ちになって走ったのが楽しかった。馬は大きくて美しくてつぶらな瞳でかわいい」とすっかりハマった様子。ジョッキーが使うムチを手にした吉高は「そりゃあ、吉高といえばムチですから」とつぶやき、司会者から“叩いても痛くない”と勧められる形で桐谷の二の腕を“試し打ち”。たくさんのフラッシュを浴びつつ吉高からムチを振るわれた桐谷は、奇声を上げ「変な汗が出た。全然痛くないですよ…」と笑わせていた。